2022-11-29から1日間の記事一覧
『雁のころ』は木野泰男の第一句集。春野同人。俳人協会会員。 序 黛執 跋 奥名春江 15句抄。 春浅しかもめは羽を光らせて 菜の花や堤の先の町暮れて どの田にも水たつぷりと桐の花 保線夫の掛け声揃ふ竹煮草 山の端に釣瓶落しの空残る 寒落暉一朶の雲を燃…
『雁のころ』は木野泰男の第一句集。春野同人。俳人協会会員。 序 黛執 跋 奥名春江 15句抄。 春浅しかもめは羽を光らせて 菜の花や堤の先の町暮れて どの田にも水たつぷりと桐の花 保線夫の掛け声揃ふ竹煮草 山の端に釣瓶落しの空残る 寒落暉一朶の雲を燃…