愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

毎日を母と話さむ花苺

膝に寝る子の入園も初恋も母は見られず春の三日月

膝に寝る子の卒業も初恋も母え見ざらむ春の三日月

月明に苺の花の散るごとし

膝に寝る子の卒業も初恋も母は見ざらむ春の三日月