愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

青松輝 丸田洋渡試論 を読んで 雑感

別のところでみる夢-丸田洋渡試論 - アオマツブログ (hatenablog.com)

面白い試論だった。俳句における新人賞の扱いはどうなのか?

生活感が顕わな作品は飽和状態で,受賞を逃す傾向にあるとまでは言い過ぎか。

夢的なものは,わからない,理解を拒絶しているということで,現代俳句協会よりの新人賞では作られるが,必ずしも俳壇のメジャーではないのではないか。

では,叙景的なものに回帰しているかというと多分そうでもない。

こうした中で俳句の目指す先はどこにあるのか。手触りみたいなものを確かに感じる作品があることは確かだ。新人賞をさておいても,少しく思わされるところがある。以上雑感まで。