愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

瀝 2023年 春 第77号 より

潮鳴の海光に立つ絵踏かな 西嶋あさ子

ある朝の鵙聞きしより日々の鵙 安住敦

どのような問題でも、有季定型でも、一句の良し悪しでも、きちんと向き合って話せる仲間を句会の指導者は持っているだろうかとよく思う。お友達感覚では俳句が悲しむだろうと思う。