翼ある陽射しよ受胎告知の日 本多燐 寒中はマスクの息をととのへる 宇多喜代子 立春の噂話に日が射して同上 どこまでも蒼天つづく二月かな 同上 寝付くまで蛙の国の端にをり 若井新一 浮雲に触れむばかりの花辛夷 同上
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