ぶちあてる貨車の連結梅雨の月 那須淳男 網戸入れ青き海風通しけり 長谷川閑乙 網戸入れ夜は深海に在るごとし 平賀扶人 山藤の夜は竜神となりて舞ふ 山本雅子 甲斐駒は天空の山朴咲けり 根岸善雄 この先達の自然詠は、どれも透き通っていて美しく格調が高い…
寒明の崖のこぼせる土赤く 木下夕爾 遠き春遠きままにて地踏みたり 森村誠一 詩に痩せて二月渚をゆくはわたし 三橋鷹女 葉牡丹の火むら冷めたる二月かな 松本たかし
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