指先の広がってゆく初湯かな 山口誠 どちらともつかぬ返事や着ぶくれて 三木節子 大根引く土の鼓動に合はせつつ 猪上ひろみ 掌に酒湿らせて鍬始 古川邑秋 数へ日の地球儀まはしながら拭く 山口桃 火の色が火の色を呼ぶ野焼かな 日下光代 竹の子の山ごと譲る…
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