湯気あげて湯葉を引きをり山眠る 西山睦 地の底の燃ゆるを思へ去年今年 桂信子 宇宙も洞なり地球こそ灯 佐怒賀正美 いち日をことば少なに返り花 南うみを 綿虫のやうにしづかに浮かびたし 同上 ほとけからほとけへ若狭しぐれかな 同上 猪の血糊の上を引き摺…
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