かなしみに芯あるゆふべ鶴来るよ 夕涼のくきくきとゆく一輪車 たふれたる樹は水のなか夏至近し 渡り鳥シーツに椅子の影落ちて 小鳥来る夜の番地のありにけり あの白い駅までの息探梅行 泣顔のあたまの重さ天の川 こまやかな雨の色なる千鳥かな
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。