初暦知らぬ月日は美しく 吉屋信子 冬星につなぎとめたき小舟あり 杉山久子 蛇衣を脱ぎ少年の声太る 西村和子 紫陽花や単線海へ出るところ 同上 海紅豆沖はひねもす高曇り 同上 夏日燦うしろ姿の死者ばかり 同上 祭鱧今年は雨をとくと呑み 同上 常夜灯連ねて…
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