愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

節分


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大空に根を張るつららだと思へ 櫂未知子

初磐梯裳裾を湖に濡らしけり 佐久間晃祥

初日受く日毎に祈る神の山 岡崎宝栄子

薺打つひとりに余ることばかり 徳田千鶴子

人日の手に頂きて新刊書 望月百代

添ひ寝して子に初夢を蹴られけり 五十嵐かつ

富士見ゆる所が上座初句会 細川富士夫