愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

2022-09-07から1日間の記事一覧

 『泉番』白石正人(2022年)を読む

『泉番』は白石正人の第二句集。 跋 福島泰樹 「椋」、現代俳句協会会員。 15句抄 その言葉澱となりたる半夏生 何ごとも無かつたやうな猟夫かな 鳥影の地表を走る復活祭 肩で息する引率の夏帽子 鍋肌にまはす醤油や雲の峰 夏つばめ駅は運河を跨ぐなり 水澄…

福島泰樹

詩は状況である