2021-02-21 ■ 俳句 短歌 人生 毎日を母と話さむ花苺 膝に寝る子の入園も初恋も母は見られず春の三日月 膝に寝る子の卒業も初恋も母え見ざらむ春の三日月 月明に苺の花の散るごとし 膝に寝る子の卒業も初恋も母は見ざらむ春の三日月
2021-02-21 ■ 短歌 わが胸に蜘蛛巣喰ふなり垂乳根の母の命の長さ知るより わが胸に蜘蛛巣喰ふなり病む母の命のながさ知らさるるより わが胸のブラックホール病む母の命のながさ知らされしより わが胸に黒拡がりぬ病む母の命のながさ知らされしより わが胸に黒巣喰ふなり病む母の命のながさ知らさるるより
2021-02-21 花苺 栃木 写真 短歌 行く末や苺の花を見るほどに母逝く頃を思ひ出すらむ 垂乳根の母は小さき星のごと苺の花のごとありしかな 月明や苺の花の咲くほどに母逝く頃を思ひ出すらむ 花苺見るたび母を思ひ出す 月明や苺の花を見るほどに母逝く頃を思ひ出すらむ