愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

居待月


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母の句のほとんどは青春時代に詠んだものである。そしてその青春を経て三十歳を過ぎると、今度は父の句を詠みはじめた。

「父還せ 寺山修司『五月の鷹』考」澤田和弥