愛ね、暗いね。

あるいは小さな夜の曲

名言

福永耕二 「沖」昭和46年5月号 「秋櫻子と蕪村」

伝統とは古いものの中に僕らがよい物と認めて継承する対象であり、それを現在の僕らの生き方の中に生かす精神であり、後世に遺すべき僕らの成果でもある。

根源俳句管見 神田秀夫

すべての知性の根底には感性がある。価値は一つの仮説、理想に基づく判断であり、すべての認識は、その仮説、方向を選ぶことを前提とする。これを選ぶものは感性であり、意志である。知性は冷却せる感性である。制止せる情緒であり、興奮せざる意志である。

詩経

詩は志のゆくところである

赤城さかえ 「草田男の犬」

戦争は、実に克明にすべてのものの本質を暴け出させた。が、さらに戦後の混乱期はその戦争さへがあばき出せなかったものの本質をも克明にさらけ出させてゐる。 もとより作家の思想といふものが作品の価値を決定するのは、その思想の位置そのものではなく、そ…

松尾芭蕉 『笈の小文』より

見る所花にあらずといふことなし、思ふ所月にあらずといふことなし

 正岡子規

ただ古今にわたり東西に通じて一点の相違なき者は人情なり。*1 *1:獺祭書屋俳話「女流と俳句」より

ワーズワース

詩は静思のうちに回想された情緒である

福島泰樹

詩は状況である

大佛次郎「若き日の信長」

親を思うなら野中で遊んで足る。連れなしにひとりいてこそ、真実父を悲しいと思うのに。

熊谷晋一郎

自立とは、依存先を増やすこと

エマーソン

今考えていることを断固として語りなさい そして明日はたとえ今日言ったことと凡て矛盾していたとしても そのときに考えていることを断固として語りなさい

サルトル

選ばなくてもやはり選んでいるんだ

マザー・テレサ

この世で最大の不幸は戦争や貧困ではない 人から見放され「自分は誰からも必要とされていない」と感じることだ

j・s・ミル

自分の感性や性格にそぐわない動機で行動したりすると 自分の感性や性格は熱く高揚するどころか 鈍くなり沈んでいく

ゲーテ

考えうる人間の最も美しい幸福は、究め得るものを究め尽し、究め得ぬものを静かに崇めることだ。

司馬遼太郎

武士という人間像は、その結晶の見事さにおいて、人間の芸術品である

ウインストン・チャーチル

凧が一番高く上がるのは風に向かっているときである。風に流されているときではない

喫茶店は大人の学校である

『経済学批判』 カール・マルクス

人間の意識がその存在を規定するのではなく、かえって、人間の社会的存在が、その意識を規定する

川端康成 横光利一への弔辞

国破れてこのかた、一入木枯にさらされる僕の骨は、君という支えさえ奪われて、寒天に砕けるようである

桜に鶯?

精神が曇りそうな時は、孤独でいるのがよい 川端康成 「少年」

ゲーテ

毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように。

世阿弥

住する所なきを、まづ花と知るべし

マックス・フリッシュ

われわれはまさに我々が愛している人間についてこそ、かれがどんな人間かを言うことはできない。われわれはただ、彼を愛するだけである。そしてまさにこの点にこそ、愛が、愛の驚異があるのだ、愛が我々を生あるもののなかに漂わせておく点にこそ

マックス・フリッシュ「アテネに死す」

あるところでマルセルが言った、知ってるかい、死というのは女性なんだ!(テユ・セ・ク・ラ・モール・ヱ・ファム)わたしが彼を見つめると、そして大地も女性なんだ!(ヱ・ラ・テル・ヱ・ファム)そう彼は言った。

Fortune is unpredictable and changeable.

 M.チクセントミハイ

生活を改善するには、経験の質を改善せねばならない

ボードレール

ダンディとは、生き方の美学を宗教にも似た信仰へと高めるもののこと

寺山修司

時計の針が前にすすむと「時間」になります 後にすすむと「思い出」になります

このブログは岡村ちゃんがNHKのラジオでしゃべると

この記事へのアクセスが伸びる。 特に「家庭教師」のアルバムの曲がかかったとき。 岡村靖幸『家庭教師』レビュー - 愛ね、暗いね。 (hatenablog.com) 「人間は誰しもグラデーションだ」は私も名言だと思います。